地震が起きる前に前兆を知って
地震が起きる事を予知できることは
できないのでしょうか?
あらかじめ、地震に対する注意を
持っているのと、いないのとでは
いざ地震が起きたときの対応が違ってきます。
地震が起きる前の予兆を知ることのひとつに
動物達の異常行動が挙げられます。
そこで、地震の前に動物たちが
どんな異常行動をとっていたのか
事例を集めまとめてみました。
地震前の動物たちの異常行動の事例
■カズハゴンドウ
深い海に住んでいるイルカの一種の
「カズハゴンドウ」が
大量に海岸に打ち上げられる。
数日後に東日本大地震が起こっています。
■イワシ
大量のイワシが港に迷い込む。
その2日後にマグニチュード4.3の
地震が発生した。
阪神・淡路大震災(1995年)の直前
にも
漁をしていた人が珍しくも
イワシが海面スレスレに泳いでいた
のを目撃していたとも。
■ナマズ
ナマズが暴れると地震の前兆と言われています。
理由はナマズは電気に非常に敏感で、
地震発生前の電磁波を捉え、
反応するから。
■山の動物(鳥類含む)
山から動物たちの姿が山から消える。
動物たちの変化が確認されたのは
地震の20日くらい前からで、
その後マグニチュード7.0地震が
起こっている事例があります。
■クマ
いつもより冬眠から目覚める時期が
早いクマが多数目撃される。
その後に起きた地震の前兆だったのでは
ないかという研究家もいる。
大地震多発地帯のカムチャッカ半島には
クマが冬ごもりの穴から抜け出すと地震が
起きるとの言い伝えもあるといいます。
■クマ、シカ、イノシシなど
クマ、シカ、イノシシなど山の動物が
市街地に頻繁に出没するようになる。
後に震度6強の長野県北部地震が起こる。
■犬
異常に吠えるたり、落ち着きがなくなり
おびえる。
村から一匹残らず犬が逃げ出した後、
河北省地震(M6.8)が起きた事例あり。
■猫
猫が姿を消す。
玄界島中のネコの姿を消えたあとに、
福岡西方沖地震が起きたそうです。
■ベンガルトラ
普段は森林に住んでいる大型動物の
ベンガルトラが
開けた場所に出てきていて、人々が不思議に
思っていた。
その後ネパールで大地震(2015年)が起きる。
■カラス
普段見るカラス以上のカラス達が集まり
騒がしく鳴いて飛び回っている。
■スズメ
普段見たこともない大群のスズメが
電線にとまっていた。
■リス、ハムスター、ウサギ
飼っているリス、ハムスター、ウサギなどが
仲間を攻撃し殺し合う異常行動を取る。
その後に大きな地震が来た例が
報告されている。
■ミミズ
大量ミミズが地中から出てきた。
■モグラ
路上をモグラが走っているのを目撃する。
翌日に阪神大震災が起こる。
■ヘビ
冬期なのに、冬眠から目覚めた
ヘビが路上に現れ凍ってしまい、
それらのヘビを餌にしようとした
ねずみが大量に出現。
その冬に海城地震(マグニチュード7.2)
が起こる。
まとめ
一説には
動物たちには人間では感知できない
地震発生前の電磁波や低周波の振動を感知
しているから、
異常な行動を取っているといわれています。
動物たちの野生の感覚はすごいものが
あるので、無視はできないですよね。
動物たちの行動を観察、チェックすることにより
地震の予兆を知り、地震が予知できればいいですよね。
自然界では生き残る為に
動物たちは凄い能力を発達させてきました。
その能力ゆえに、
人間からは異常な行動を取っていると見えても
動物たちは生き残ろうとしての行動かもしれません。
故にその動物たちの地震前の行動を
予知に利用できれば、
地震の被害も少なくなる可能性がありますね。
今のところなぜ動物たちが異常行動をとるのかは
科学的には解明されていないそうなので、
真相の研究、解明が望まれます。